呼吸器内科の診療内容について

呼吸器内科の診療内容は呼吸器に関連した疾患、例えば肺がん、気管支ぜんそくなどのアレルギー疾患、肺炎、呼吸器の感染症などの検査、治療があげられます。また、睡眠時無呼吸症候群や禁煙外来など幅広く治療を行う病院もあります。外来、入院の両方から治療を行い、呼吸器全般の疾患を対象としています。

咳や痰が続く、安静時や運動時に息切れ、夜間の睡眠中の呼吸停止、息苦しさ、胸部レントゲンの異常などがみられた場合、呼吸器内科の診察が薦められます。
検査では胸部X線写真、CTスキャンのほか気管支鏡検査なども行います。呼吸器の疾患が進行すると呼吸不全がおこり、血液系、腎臓、心臓といった様々な臓器にも影響を与えます。これらを防ぐためにも適切な治療が必要です。

肺がんの場合は化学放射線療法、外科手術、術後の化学療法などがあります。さらには呼吸器外科、放射科との強力を行うこともあります。
気管支ぜんそくはアレルギーや運動によって咳、息切れ、喉がひゅーひゅー鳴る、といった症状が現れます。呼吸器内科ではこれらの症状に対して長期的薬の投与、発作を抑える薬などを使います、またフローモニタリングや生活指導などにも及ぶ場合があります。