医療機関は、規模も様々で、どのような基準から選ぶべきか迷うところでもあります。
患者は、口コミなどの情報に基づいて、予約を入れるケースが多くを占めています。そこで実際の診察の場において、信頼できる医者かどうかを判断するのは、最終的には患者本人になります。
まずは、患者の目線で対応してくれるかどうかがポイントになります。主従関係のような威圧感があり、治療方法の提案において、有無を言わさずに従わなければ、治療を行うことはできないという姿勢を貫いている場合は、疑問を感じざるを得ません。それに対して、患者が日常生活を送る上で、どのようなことに困っているのか、どの程度の支障を来しているのかについて、じっくりと時間をかけて耳を傾けてくれる対応であれば、親身さが伝わってきます。
実際の治療方針についても、医学用語を乱発して、患者が内容の理解に苦しむような説明をしているのであれば、見合わせるほうが無難です。わからなければ、わかりやすい用語を駆使して、とことん納得のいくまで時間を割いてくれることは、患者にとってありがたくもあります。
実際の医療技術の手腕については、素人判断では難しいところですが、その前段階での対応面での親身さが、信頼度を高めてくれるものになります。