高校生です。歯並びがよくないといわれますが、矯正したほうがいいですか?

自分の歯並びについて、学生さんは親御さんの指導がなければそこまで真剣に考えたことがないかもしれませんね。歯並びが悪いことは知ってるけど、今まで困ったことがないし、と思っているひとは多いようです。実は、歯並びが悪いと身体や心にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。悪い歯並びにが身体に及ぼす悪影響について知っておきましょう。

歯並びが悪いことで起こる身体への影響とは?

1.顔が歪む
歯並びが悪いということは、かみ合わせも悪いということになります。かみ合わせが悪いと、極端なバランスで食べ物をかむことになります。その結果、左右のどちらか一方の筋肉のみが発達してしまい、顔が左右非対称に歪んでしまうなどの悪影響が発生します。

見た目にもわかるほどに歪んでしまうと、それがコンプレックスとなりメンタルへの悪影響が心配されます。実際に、歯並びとかみ合わせが悪く、顔が歪んでしまったことが原因で心療内科やメンタルクリニックへ通院することになった人も少なくありません。

pixta_46521819_S2.姿勢が悪くなる
歯並びと姿勢に何の関係が?と思われるかもしれませんが、体中の筋肉は複雑に関係しあっています。どこかのバランスが崩れれば、全身のバランスが崩れてしまうのです。

あごの筋肉が上手に発達しないと猫背になりやすく、自信がなさげに見えてしまいます。また、猫背になると内向的になり、マイナス思考になりがちになるということがわかっています。背骨は自律神経の通り道ですから、猫背になることで自律神経が圧迫され、さまざまな不調がもたらされてしまいます。また、猫背の人は老けて見えます。外見に気を遣う方であれば特に気になる部分でしょう。

3.歯周病などの口内トラブル
歯並びが悪いと、ブラッシングに手間がかかります。多くの人は面倒くさがりですから、手間のかかるブラッシングを毎日、磨き残しがないように丁寧にやることはしません。すると、歯の表面や裏側、歯と歯の隙間に歯垢がたまり、それがいつしか歯石となります。虫歯や歯周病になりやすくなるだけではなく、それらが原因の口臭に悩まされることにもなりかねません。

歯周病になると歯が抜けやすくなり、歯が抜けてしまうと認知症のリスクが高まります。たかが歯並び、と侮ると人生にも大きな影響が生まれます。

矯正治療をするなら早めが一番です

pixta_60882372_S歯並びが悪いことによって起こる身体への悪影響についてご理解いただけたでしょうか。恐ろしいことばかりだと思い、どうすればいいのか不安になっているかもしれませんね。しかし、ご安心ください。歯並びは矯正が可能です。

歯の矯正治療というと、多くの方は小学生や中学生が行う、小児矯正を思い浮かべることでしょう。銀色の装置を歯につけたり、寝るときにも大掛かりなヘッドギアをつけたりする姿を考え、あんなことはごめんだ、と思われることもあるかもしれません。

実のところ、大人になっても歯列矯正が可能です。歯を動かす距離によってはあの銀色の矯正器具や大掛かりなヘッドギアを必要とせず、歯の裏側に透明な装置をつけるだけで矯正が完了することもあります。

詳細は歯医者さんに相談することが一番です。とはいえ、歯医者さんによっては矯正歯科を受け付けていないことがあります。そこでおすすめなのが、呉市で矯正歯科を行っているせとうみ歯科医院です。こちら矯正治療に関して実績が豊富で、いつでも相談を受け付けています。治療数が多いお医者さんであれば安心して相談ができますよ。